邑南町総合福祉大会

 瑞穂にある元気館で開催されました。開会行事に続き、津軽三味線の第一人者である長谷川一義氏の講演を聴きました。演奏の合間に話されるご自身の事、お父さんと一緒に門付けをして歩かれた思い出を語られました。年齢的にも私とほとんど変わらず、自分の小さい頃を思い出しても長谷川さんは随分厳しい暮らしだったことが話から伺え、ああ随分と苦労をされたんだなぁと思わず目頭が熱くなりました。津軽三味線は今は太棹で弾かれますが独特の音色で、力強さと悲しさと喜びがない交ぜになったような何とも言えない音が自分には聞こえます。昔、色々な方が門付けをして歩いていた頃は普通の三味線だったそうなのでその頃の音色はどんなだったんでしょうね。あっという間の1時間半でした。