日貫小学校紙漉

 今日、日貫小学校で5・6年生が卒業証書に使う紙を作りました。この証書づくりは20年くらい前から行われており、紙の原料になる三椏や楮、繊維をくっつけるための粘りの素となるトロロアオイを採取するところから始まります。今日は先日とってきた材料を使って紙を作る作業を行いました。まず、三椏とを適当な長さに切り煮ます。そして表皮をはぎ、表面の皮を取り槌で叩いて柔らかくしてトロロアオイの根からとった粘液を混ぜ、適当な濃さにして型枠に流し込みます。校章を間に入れ上から流し込んで出来上がり。後は外して乾かします。卒業式にはこの紙が卒業証書として渡されます。材料の調達から自分たちで行った証書をもらうってなんかいいですね。